206日記
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2002年6月7日(金) 会社の帰りにサッカーを見にいった。蝶が舞うがごときドリブル、鉄壁のキーパー、岩をも砕くヘディング、芝を抉る炎のシュート!! めっちゃおもろかったで〜! 『少林サッカー』 へっ? イングランド? アルゼンチン? W杯? なんですかそれ? 最近、猛烈にほしくなったものがひとつある。それはミニクーパー。NewMINIのやつではない。旧型の”あの”ミニクーパーだ。 通勤で毎日206に乗っていると、休みの日は、なにかもっとこう刺激的な乗り物を操ってみたいと思うようになった。206は決して退屈な車ではないが、毎日の足として日常に中に溶け込むと新鮮味が薄れていく。休みの日にしか乗れなかったときは、それはもう206に乗り込むのはうれしくてたまらなかった。206は日常の中で特別な存在だったのだ。 再び特別な何かを手に入れたい。 オープンカーやバイクなどいろいろ考えた。けれど、結局行き着いたのがミニ。かつて細かいトラブルの多さに根をあげてミニを手放したものの、206では滅多に味わうことのできない、人と車が一体となったかのようなダイレクト感が無性に懐かしい。 だからといって206を手放すつもりはない。206は自分にとって信頼できる実用的な道具だからだ。 そう、そうなのだ。安月給のサラリーマンには不相応な2台体制を真剣に考えているところなのだ。 さて、果たしてどうなるんでしょうね。 |
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2002年6月8日(土) 午前、久しぶりに洗車した。この前洗車したのはいつだっただろうか? 確か3ヶ月くらい前だったと思うのだが・・・ま、それは置いといて、なにはともあれ、水垢やらなんやらでドロドロだった我が206はワックスもかけてピカピカに生まれ変わった。これからくる梅雨に備えてウィンドウに撥水コートも施す。そしてウォッシャー液を補充しようと、ボンネットを開けてビックリ。なんと、エアダクトのところにラジオペンチが放置されていた。 な・・・なんじゃこりゃ? はっ、そうか、ヘッドライトバルブを交換したときに、ここに置き忘れたに違いない。どうりで、ボンネットから変な音がすると思ったぜ! つーか、4ヶ月も気づかんかったんかい!!? 午後、オートバックス某店にオイル交換に出かける。洗車のときにオイルのレベルゲージをチェックしたらずいぶん汚れていたのだ。もうすぐ車検で、そのときにオイルとフィルターを交換するつもりだから、今回は安いオイルを入れて、そのときまでのつなぎとしよう。 ・・・ まてよ、確かに8月に206の車検が控えている・・・まてよ、まてよ。 2台目の車としてミニを買おうなんて考えているが、すでに生産が終了している旧ミニは新車で買うことはできず、当然中古車を購入することになる。ということは、いまミニを購入すれば、2年後ほぼ同時に2台の車の車検をむかえるとになる。自動車税を2台分同時に払わなければならないのはしかたがないとして、車検が同時にくるのは経済的に非常につらい。車検が1年くらい残っている車を買って、車検の時期を分散させればいいかもしれないが、それでは選択肢が非常に限られてしまう。購入時期を1年延期させようか? でも、そのころには、新車のNewミニが買えるくらいの貯金ができているかもしれない。 ああ、なんと悩ましい。しかし、贅沢な悩みだな、こりゃ。 |
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2002年6月15日(土) 1999年式プジョー206XTのステアリングはウレタンでできている。表面は固めで、滑りどめのシボがつけられている。握った感触は可もなく不可もない。いっておくが、私はステアリングの素材などなんでもいいと思っている。では、なぜ、いまさらこんなことを書くのか? それは、ステアリングを頻繁に操作する状況下で手のひらがこすれてヒリヒリすることがあるからだ。場合によっては、親指の付け根あたりに血がにじむこともある。マジで痛いのだ。 これはなんとかせんといかんがな! 感触の柔らかい革巻きステアリングに替えるか? いんや、次の車を何にしようかと考えはじめているような時期にあれこれモディファイする気分になれない。ならば、いっそのこと車を替えては? あほ、そんな金どこにある。 そこで私は考えた。車をいじらずに自分が変わればいい。自分の手を革巻きにするのだ。 てなわけで、ドライビンググローブを買ったというわけですわ。手のひらが痛くなるというのは本当で、前まえからドライビンググローブがほしいと思っていたのだ。ドライビンググローブといってもレースに出るわけではないので、手をすっぽり覆ってしまうようなものは必要ない。エアコンやオーディオの操作の妨げにならない指出しタイプのやつである。ステアリングに触れる部分だけ保護してくれればそれでいい。 オートバックスで適当に選んだグローブは、手のひら部分は革で甲の部分は綿のメッシュとなっているタイプだ。通気性を考えての選択である。革の部分は合成革かと思っていたが、パッケージに「最高級羊革を使用し・・・」と書かれていた・・・ヒ、ヒツジかよ。 まあ、ヒツジだろうがヤギだろうが何だっていい。装着した感触はしっとりしてなかなかいいぞ。最初は違和感があったが、すぐになじんでしまった。よし、早速、「ステアリングを頻繁に操作する状況下」で効果のほどを試してみよう。 ステアリングを頻繁に操作する状況・・・それはすなわち私がよくいくワインディングロード・・・ 私がオートバックスを後にして一時間後、矢作ダムに青いプジョーが現れたと、たまたま彼の地にツーリングにきていたバイク乗りが語ったとか、どうとか。
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2002年6月28日(金) 映画といえばテレビやビデオで見るばかりで映画館に足を運ぶなどほとんどなかったが、ここ最近面白そうな映画があれば劇場まで出かけて見るようになった。それはなぜかというと、ビデオ化されるまでとうてい待つことのできない、どうしても見たい映画が公開になり、飽きもせず4回も見にいった影響で、映画を見るなら映画館が最高と思うようになったからだ。大スクリーンの迫力もさることながら、臨場感あふれる音響は自宅ではけっしてまねすることができない。 私がよくいく映画館は、コロナワールドシネマ豊川とMOVIX三好だ。ともに大きな駐車場を完備した郊外型のマルチスクリーンシアターで、複数の作品が同時に上映されている。コロナワールドはJAF会員割引がきくのでよく利用する。豊川は名古屋からはかなり距離があるが、行き帰りはちょっとしたドライブが楽しめるので時間に余裕があるときはこちらに行く。おすすめのルートは、名古屋から猿投グリーンロードで豊田までいき、そこから国道301号線で山間部を通って新城〜豊川へと走るルートだ。所要時間は3時間ほどかかるが、途中にカーブのきついワインディングロードもありけっこう楽しめる。MOVIX三好は自宅から割と近いこともあり、出かけたついでにふらっと立ち寄って映画を一本見て帰るなんてことが多い。 ところで、「ビデオ化されるまでとうてい待つことのできない映画」とは、なにを隠そう『ロード・オブ・ザ・リング』である。JRRトールキンが著したファンタジー小説の大作『指輪物語』の映画化で、長らく映像化は無理だろうとされてきた作品だ。あらすじを簡単に書くと、ひょんなことから邪悪で強大な力を持つ魔法の指輪を手に入れた主人公のフロドが、魔法使いのガンダルフの導きで仲間とともに指輪を破壊するための旅に出る、といったストーリーだ。強大な敵を倒すために自らも強大な力を得ようとするのではなくそれを捨てにいこうというところがみそだ。しかも指輪を破壊する唯一の方法が敵の本拠地の真っ只中にある火山の火口に投げ入れるしかないときた。 私は大学のころ原作の『指輪物語』を読んだことがある。現在本屋で売られている『指輪物語』の文庫本は3部作全9巻となっているが、旧版の文庫本は小さな活字で6巻に凝縮されていて、そのうえ小説としてはやや読みづらい「ですます調」の文体に四苦八苦させられた覚えがある。この小説は、ストーリーこそ比較的単純だが、一度読んだだけではそのすべてを理解することができない。物語の舞台となる世界がとても緻密で奥が深いからだ。トールキンの創造の技は神話からそこに住む種族の歴史や習慣まで事細かにおよぶ。種族ごとに体系だった言語が作られていて、人名や地名はでたらめな造語ではなく、きちんと意味と由来がある。おなじ物事を差すのに違った呼び方があったり、前振りもなく(読者の)知らない単語や詩が出てきたりする。しかし、二度三度繰り返し読むにつれ、最初わからなかったことが、あたかも自分がその世界の住人になったかのように理解できるようになる。そうやって人は『指輪物語』の世界にはまっていくのだ。もちろん私もその一人なのだ。 映画のほうは、トールキンの作った世界を忠実に再現しているといっていいだろう。冒頭のホビット村の風景を見ただけで、わしゃ涙が出てきたよ。心の中にしかなかったシーンがスクリーンの中にあったのだから。ガンダルフはしびれるほどかっこよかった。ハンサムだけどなよっとした感じのアラゴルンはちょっとイメージとは違ったかな。エルフのお姫様があんなことしないだろう? 『ロード・オブ・ザ・リング』は上映時間3時間の大作だが、原作の第一部『旅の仲間』までしか扱っていない。原作を知らない人が見ると、えっ?ここで終わっちゃうの? と思うかもしれない。第二部『二つの塔』と第三部『王の帰還』は来年と再来年に公開されるらしい。もちろん私はそれを映画館で見るつもりだが、それまでは、原作を読み直したり、『ロード・オブ・ザ・リング』のDVDを買って「乾き」を癒そうと思う。DVDはこれを書いている時点ではまだ発売になっていないが、すでに予約済みで10月の発売日がいまから楽しみである。 大好きな映画はできれば高画質で見たい。そう思った私は自室にあるテレビを替えようかと考えはじめた。いまあるのは安物の14インチテレビで、しかもチューナーが壊れている(テレビ番組を見るときはビデオデッキのチューナーを使っている)。DVDプレーヤーもPS2しかないのでできれば新調したい。DVDプレーヤー一体型テレビってやつがあればそれにしたいなあ。でもそんなテレビあるのかな? 買うとなれば家電屋からうちまで206にのっけて運ぶことになるだろう。しかしテレビのばかでかい箱を普通に206にのせることはできない。そういえば、リアシートの倒し方はどうだったっけ?・・・と買うかどうかもわからないのにリアシートの倒し方を改めて確認した今日この頃だった。 |